2009年6月30日火曜日

前回のライブから

しばらくの間、期間限定でミニアルバム”青い雫”を会場で無料配布することにしました。
そんなに数は持っていかないつもりですが、是非貰ってやってください。
今バンドは新しい曲の制作に励んでいます。
曲が完成したら、すぐに次の本格的フルアルバムの制作にとりかかります。
そしたらもうこの”青い雫”はもう作らないつもりです。

本当でしたら次のマンホールでのライブで新しい曲を一つ披露したいのですが、ちょっと難しそうです。
うちらはどうやら相当曲作りに時間がかかるらしく、考えてみればThe Placeも構想から現在の形に至るまで、1年半を費やしました。今ざっとiTunesを眺めてみると、The Placeのデモは5つもあります。どれも全然バージョンが違う。

次のライブも格安で入れるような値段設定にしておきますので、是非遊びにきてください。その際は受付で「blaudropsを見に来た」と言ってください。次のライブの詳細は以下の通り。

2009/7/5(日)
Livehouse Manhole 池袋
18:00 open / 18:30 start
チケット:¥1500+ドリンク代(¥500)

もちろん、blaudrops目当てのお客さんには、これよりも格段に安い金額で入れるようにしてますので、どうぞ見に来て下さい。


えーじ

2009年6月27日土曜日

ライブ詳細

お久しぶりです、皆さん。

本日のライブの詳細アップするの忘れてました。

2009/6/27(土)
下北沢 ボイスファクトリー
17:30 open / 18:00 start
チケット:¥1500+ドリンク代

受付で「blaudrops見に来た」と言ってもらえれば、安く入れるようにしておきます。


マイケルジャクソンの訃報は僕にとって相当ショックでした。
ここ2年間は本当に魅了されて聞き込んだし、次回来日する際は是非見に行きたいと思っていました。
唯一無二にして最高のエンターテイナーであったと思います。
これを機に、彼の音楽に触れた事ない人も是非聞いていただきたい。
彼が残した功績とすばらしい音楽は、永遠に後世へと継がれていくだろうと確信しています。

では、会場でお会いしましょう!


えーじ

2009年6月14日日曜日

2009年6月2日火曜日

雑記

特に書く事もないのだが、放置期間をあまり作りたくないので、最近読んだ本で感銘を受けたものを紹介します。


「若きウェルテルの悩み」ゲーテ著(岩波文庫)です。
ゲーテは非常に有名な人ですから、その名前といくつかの作品名は知っていましたが、読むのはこれが初めてです。この前吉祥寺の古本屋で、3冊で200円の棚を漁っていたら偶然見つけたので買ってみたのですが、読み終えてここ最近なかった強い衝撃を受けました。

まずこの手紙形式というのが僕にはかなり気に入りました。ウェルテルと対話をしているような感覚に陥るし、またこの本に書かれた一語一語が意味を持つ言葉のように思えることも拍車をかけました。ウェルテルは画家という設定もあって、特に風景や想いを寄せるロッテなどの美に関わる描写は、日常にありふれた美というよりも、想像しうる限りの美しさを思い起こさせるようなものです。

何よりも印象に残っているのが、ウェルテルが自殺を遂げる直前に書かれた一連の手紙で、そこから連想できる、彼の精神の錯乱具合が僕の緊張感を高まらせました。狂おしいほど愛しいロッテには既に夫(出会った時は婚約者)がいるにも関わらず、美しい心を持つロッテはウェルテルに毅然とした態度を取る事ができない。だがそれが一層ウェルテルを苦しめる…

戦後、人間は劇的に変化したと思う。
人間自らが環境を変えたことによって、不可能と思われたことを可能にし、それを次々と標準化させてきた。
経済的な豊かさは向上し、より一層便利にな世の中を構築した。
インターネットが普及し、今や携帯電話をもっていない人の方が珍しい。

そんな中で、読書という楽しみはいつの間にか、少数派へと転落してしまったように感じてしまいます。
いろいろな意見があるとは思いますが、読書の楽しみは読書でしか味わえないのだと思います。
特に映像があまり好きでない僕は、やはり本を読んで、活字から読み取る情報をもとに想像し、その世界へとのめり込む疑似体験が、最高の楽しみなのです。
以前「ロリータ」(ウラジミール・ナブコフ著)の映画版を見た事がありますが、面白い映画だと思いましたが、やはり小説で感じたあの感覚を超える衝撃は得られませんでした。
映画を否定する気はありません、ただ読書には、与えられた限られた情報(視覚から入ってくる活字のみ)だけで、自分の想像力をかき立てシーンを構築するという他では味わえない楽しみが
ある、と言いたいのです。

話がずれてしまいましたが、新潮文庫からも違う訳者が訳した物が出版されているらしいので、時間があったらそっちも読んでみようと思います。


えーじ