2013年4月7日日曜日

感性の怪物

 すっかりご無沙汰してました。

 昨日は仲良くしてもらってるバンド、残響アストロニカさんの企画ライブに出演させてもらった。数ヶ月前ギター兼ボーカルの松本君がソロで下北沢ERAに出演した際に僕らも一緒に出演したのだけれど、バンドの演奏をみるのはほぼ一年ぶりだったように思う。メンバーが変わり、演奏スタイルが変わり、飽くなくも攻撃的に音を追求していっているのだなと感じ、非常に好感が持てた。一緒に出演したバンドでも独自の世界を構築しつつあるバンドがあり、いち音楽ファンとしてうれしかった。

 終わりなき追求へ疾走するものもあれば、道半ばで歩を止めてしまうものもある。昨日のイベントでも、今日がラスト(いや、ラスト一本前ライブだったか)ライブだというバンドがあった。このごろ、ライブに出演する度にそんなバンドと対バンすることが少なからず、ある。

 音楽に限らず、芸術は「終わりがない」のだ。どんなにその出来映えに満足したところで、その次の瞬間にはその次のものを欲している自分に気づく。なぜだろう。それは、感性という怪物が目覚めているからなのだと思う。

 普通に生活している分には、その怪物はひっそりと息ささやかに眠っている。通常の現実世界にはその怪物を起こすような目覚まし時計は見かけない。しかし、その目覚まし時計は実際に存在する。CDショップで、書店で、美術館で、ライブハウスで、コンサートホールで…ありとあらゆる「文化」がその目覚まし時計なのだ。

 芸術を追求するものは、遠い昔に出会った「衝撃」という目覚まし時計が感性の怪物を目覚めさせ、長い時間をかけてその怪物を育て上げてきた。もちろん、知らぬ間に。怪物は欲することをやめない。自分という体を使い、感性を刺激する「食べ物」を食いあさる。どんなに極上のものを与えても、食べ終わった次の瞬間に「今度はもっとこうしてみようか」と、無理難題を突きつけ、さらに煽り立てる。結局のところ、芸術はそういうことの繰り返しだと思う。そうして、耐えられなくなった人は、怪物を殺してしまい、創作をストップする。

 音楽活動をやめる理由は、本当に様々だと思うが、創作への意欲がある限りは、どんな形であれやめることはないのだと思うから、そうするとやはり意欲をなくしてしまったのかと、残念に思う限りだ。

 ここで話題にしているのは、ミュージシャンではなくてアーティストのことだ。ミュージシャンは誰だって続けていける。軽視してそういっているのではない。新しい革新的なことを模索するアーティストのことを、僕は話している。

 僕は思う。音楽の創作をやめてしまったら、僕はどこで自分のバランスを保てばいいのだろう。旅行?ショッピング?飲み会?車?マイホーム?…あまりに現実的すぎて、簡単にこの世に別れを告げてしまいそうだ。

 怪物は僕らに巣食っている。だから、blaudropsという名前を使って感性のエサをつくりださなければならない。次々と、永遠に。


えーじ

2012年11月10日土曜日

安全網がないということ。

 ある著名な活動家と科学者が出版した書籍を読んだ。その中でとても共感できることがいくつかあった。

 まず、日本ではもう革新的なイノベーションが長らく起こっておらず起こる気配もないことが、ものづくり大国として東アジアを牽引してきた国家としては非常に危惧されるところである。その理由のひとつとして、日本的倫理観(というか教育というか)が高度経済成長を通してよからぬ方へ歪曲してしまったことが挙げられるという。簡単に言うと良い学校へ入って、良い会社へ入って、穏便に人生を送ることが良しとされた社会風潮が、全体的な社会のレベルを下げてしまっているという。その通りだ、挑戦することを抑制された環境では何も生まれはしない。せいぜい自慰行為に耽ってその憂さを晴らす程度で満足してしまう。

 そして、若者の就職難やホームレスの増加について。「あの人はがんばらないから」とか「みんな歯を食いしばってやってるんだ」、「きっと何かに絶望して無気力になったんだ」という精神論ではもう回避できない惨状が現実として広がってきているのだ。なぜ頑張れないのか。それは、「それを頑張れるだけの自分を支えてくれる何かが欠乏しているから」なのだという。人によっては友達だろうし、家族だろうし、お金で買えない人間生活で必要な何かが決定的に欠乏した人たちが増えてきた結果、そのような惨状が拡大しつつあるという。ここ数十年で生活のあり方が変化し、それに伴い家族のあり方も多様化し、複雑な家庭環境で過ごしていく中で、人間として最低限必要な人間関係を上手く保つ事ができなくなってしまった人は、どれだけ生活保護を受給しても、人間関係を上手く築けないがために生活が破綻してしまうことも少なくない。人間の生活は、お金だけで成り立つものではないのだ、ということだ。

 そのために、著者はパーソナルサポートという取り組みを通して、就業の支援だけでなく、お金以外で人間として必要なものを得られる場を提供し、誰もが幸せに暮らせる社会の基盤を作ることに尽力しているとのことだった。

 僕がこれを読んでブログを書きたいと思ったのは、何も内容に共感したからだけではない。これこそ音楽だの芸術だのの発展を妨げている障害であり、芸術はその「お金以外で人間として必要なもの」に匹敵するものではないかと思ったからだ。

 日本でも芸術家として常に前を向いて、過去の自分と対峙し、新しいものを創りだそうとしている人は、いるにはいるのだがそう多くはないように思える。僕個人の感覚としてはむしろ、社会のニーズにあわせて、自分の創った物を摺り合わせていくという、芸術の商業化が進んでいるといった印象を受けている。これは、社会が芸術を軽視し敬意を払わなくなったことの結果だと思っている。仕方なく芸術家達は社会に受けいられやすいものを作品として発表し、それを芸術と思って育った若者はお金を得るために芸術家を目指す。結果、本来高尚であるはずの芸術は、万人の目にすんなりなじむいわば「あってもなくてもいいもの」に成り下がった。

 これがもし、芸術家目指す万人を奨励する制度がしっかり整備されるようになったとしたら、気兼ねなく制作に打ち込める環境を無償で与えられたとしたら?芸術はもっと人々の近くにあるはずだし、もっと人々の生活は鮮やかになるはずだろう。このことは音楽にも言える事だ。どのジャンルの音楽だろうが、新しい作品はいずれ次の時代の標準となって人々の心を癒す。それこそ、「お金以外で人間として必要なもの」として人々が何かに挑戦するときに励ましてくれるものになるかもしれないし、それがきっかけで産まれたものは、より私達を豊かな生活へ導いてくれるかもしれない。

 こんなことを思ったから、バンドのブログに書こうと思ったのだ。皆様、お久しぶりです。寒くなってきましたね。

 次回ライブは、11/27(火)下北沢ERAにて。恐らく今年最後のライブになるかもしれません。

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ERA presents CREATING IMAGES

blaudrops
How to count one to ten /
/TRACK /nico /blaudrops /she,in the haze /frameworks /duludulu /

17:30 Open / 18:00 start
1800yen (adv.)
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 前回のライブより、僕は鍵盤を弾いています。まだまだ練習中なので大きな声ではいえないのですが、今まで練習してきて「なんでもっと早くに鍵盤をはじめなかったのだろう」と思うことが多々あります。それくらい、楽しいしアイデアが湧く。ギターも素晴らしい楽器だし、楽しいからこれかも弾き続けるけど、今後鍵盤は多用すると思います。考えてみれば、自分が尊敬するギタリストは思いつかないけど、ピアニストは何人かすぐに思いつく。好きな作曲家もピアニストが多いしな。何にせよ、音楽が好きでよかったと思える生活を送れて幸せだなと思えているのだから、この生活に感謝しなければと思います。


えーじ

 

2012年3月11日日曜日

進化という名の現状維持はもういらない。

さて、blaudropsに新曲ができた。「斜陽の修羅」(仮タイトル)という曲で、なかなかどうして、良い曲に仕上がってきていると思う。特筆すべきは和的イメージを彷彿させるメロディラインよりも、木暮君のギタープレイであると思う。身内の僕が言うのもおかしな話ではあるけれど、どれをとっても本当に絶妙。はじめて彼のプレイを聞いたとき、正直ぞくっとした。その衝撃を是非みんなにも味わってほしい。次回ライブは3/27(火)、下北沢ERAにて。myspaceにて公開中の「響きと怒り」と前述の「斜陽の修羅」の2曲を収録したCDを販売する予定なので、是非足を運んでいただき、生でその衝撃を目撃した流れでお買い上げいただきたい。うん。

僕はアーティストとミュージシャンは別個のものであると思う。多くの人がこれに同調してくれるものと思うが、しかし現状として、アーティストという言葉が簡単に乱用されてはいないだろうか。もともとの語源は"Art”であることを理解して、"Artist”という言葉を使っているとは到底思えないところでその言葉を耳にすることがままある。

絵画の知識は全くないのであまり偉そうなことは言えないのだが、芸術の歴史としてはロマネスク、ルネサンス、バロック、ロココ、新古典、写実主義、印象主義、そしてコンテンポラリーアート(多分この流れであってると思うけど違ったらごめんね!)と常に変化を遂げてきた。今でこそ印象主義は人々の目に慣れ親しんでいるが、マネ、モネ、ルノワール、セザンヌたちが初めて作品を発表したころ、人々はとても奇異な目でその作品を眺めていたそうであるが、いつの間にかそれらの作者が美術の歴史を動かしていた。既成概念を覆した彼らは、間違いなくアーティストであったのだろう。ゴッホに至ってはそんな印象派の人々からも(親友だったゴーギャンからさえも)総スカンを食らっていたにもかかわらず、21世紀の今でも賞賛の声は変わらず世界中で響いている。

既成概念を覆す。ここに、アーティストの価値を見出すひとつの基準があると言っても過言ではないように思う。

音楽の世界でも、同じ事が言えるのではないのだろうか。

音楽に関わっている人間には、大きく分けて2種類あると思う。一つは音楽を演奏する(誰かが演奏できるように助ける)人間。これは大多数。もう一つは、音楽を作る人間。これは音楽に関わる人間があるべき姿でもあるにも関わらず、実は少数派。すごく極端な言い草になってしまったけど、最近とてもそう思う。

大学教授・思想家の内田樹氏の著作「街場のメディア論」に「発言する前に、それはあなたがいうべきことなのか、一度よく考えてみるべきだ。他の人が言っていることを、あなたが改めて言ったところでそこに価値はあるのだろうか」というような内容の記述があったと記憶している。これを音楽に置き換えてみれば、僕の言いたいことが分かってくれると思う。誰かがやっているようなことは、もうやる必要はないのだ。そこには芸術性はなく、あるのは「皮肉な惰性的安心」だけなのだ。それでもまだ、アーティストという言葉を頻繁に使う人がいるならば、その人はこの世界のどこかにある創造の楽園の住人か、はたまた無知の知というものか…

芸術というのは、本当は泥臭いものだと思う。創造は苦しみである。苦しんで、苦しんで、苦しみ抜いてようやく生み出せた時に初めて、そのプロセスに創造という名を与えても良いだろう。簡単に、カジュアルにできたものを表現するときに、芸術という言葉は、似合わない。

以前も宣言した通り、blaudropsはアーティストである。世界中どこを探しても、こんなバンドはいないというくらいのオリジナリティを確立しなければいけないし、今までにない衝撃を作り出さなければならない。使命感が今blaudropsを攻め立てている。これこそ、創造の第一歩なのだろうと感じる。

進化という名の実質現状維持はもういらない。欲しいのは、「変化」である。

えーじ


次回ライブ:
3/27(火)下北沢ERA 「ERA Presents Creating Images」
17:00 Open / 17:30 Start Ticket : 1800yen (adv.)

blaudrops / The Spit and Honey / Karui Omoi/ The Voxies / Cue:Spec / ステラ・シンカ

詳細→ http://goo.gl/XS38H
下北沢ERA地図→ http://goo.gl/jKiMu

※CD販売あり!「響きと怒り」と新曲「斜陽の修羅」の2曲入り。¥200を予定。

2011年11月11日金曜日

2011年の終焉に。

夏が過ぎ、秋が色めく木々を連れて今年も訪れたかと思えば、ここ数日で冬の到来を感じさせるような気候になった。秋は最も僕が好む季節で、いつも秋を基準にして季節を過ごしている。

秋が来ると、不思議と安堵を感じる。それは、移り行く自然の色付けの美しい変化からか、灼熱の太陽に照りつけられた夏という季節への嫌悪からか、またそれに浮かれた人々への軽蔑からか…とにかく、この季節は一番、抒情的で何を見ても何かを感じ取れる。

夏には、決して1年を振り返ることはない。1年の半分以上を過ぎたというのに、大抵の人は、夏こそ1年のうちで一番楽しむべき季節なのだと思っている。そして、9月、10月と時間が経ち、空気が澄み、上着を羽織るころには人々は時間の経過の早さに焦燥し、何となく1年を振り返る。

僕は、夏が嫌いだ。今年はいけると思ったが、少しは好きになれると思ったが、やっぱりだめだった。毎日毎日夏が過ぎ去り、秋の涼風に吹かれ燃えるように色めく木の葉の中を闊歩する自分を想像しながら過ごしていた。

ようやく、秋が来た。待ち望んだ秋だ。

しかし、他の季節に比べて、秋はとても短い。実際秋を五感全てで感じ取れる期間など2週間もないのではないだろうか。その儚さは、春のそれと少し、似ている。

そんなわけで、僕は日々元気に過ごしている。

そんなわけで、次回11月21日(月)が年内最後のライブとなった。以下、詳細。

11/21 (月) @下北沢 ERA
18:00 open / 18:30 start
Ticket : 1800yen (adv.)

The Golden Murphy’s /
blaudrops /
SHELTER /
やまみ (after the greenroom) /
imi/pop

その次のライブは、1/25(水)を予定しています。新曲発表会になるので、是非、是非、是非来て頂けたら、と思う。

それにしても寒い。だが、嫌いじゃない。もっと寒くなれ。

2011年10月8日土曜日

またまたご無沙汰と一カ月。

すっかりご無沙汰になっておりました。

9月の頭に最後にライブをしてから早一ヶ月が経過しました。この一ヶ月間は、二人とも多様に多忙な日々を過ごしており、再び10月17日@新宿Nine Spicesへと向けて始動した次第であります。

僕個人のこの一カ月の経過を少しお話させていただくと、様々に変化が起こった一か月でした。

様々な意味で、対人関係に変化がありました。多かれ少なかれ、それは僕に大きな影響を残して、今はかつての時間をちょっとした感傷を伴って思いだすのです。人間世界で生活する以上、人との付き合いは必須で、人間的に生きていくことのある種の根底であると言えるでしょう。どんな人であれ、自分の人生に登場した人との関係の変化は自分の生活に影響を与えるものだと思います。

住み慣れた家を離れました。荷物を全てトラックに積み、長年の汚れを落とし、ふと床に腰をおろして天井、壁、ドア、窓、クローゼット…いつも何気なくそこにあったもの達に目をくれてみると、どの部位にも思い出が詰まっていることに気付きました。彼らは、ここで起った様々な事を全て傍観していたわけだし、「常にそこにいること」で僕に、気付かないけれども不思議な安心感を与えてくれていたのだから、この家を出て行きたくないような、そんな気持ちにさせられました。ドアにカギをおろしたとき、涙はでなかったけれど、心が沈んでいくような、一つの物語が終わっていくような気がしました。

この一カ月の間、すごく喉の調子が悪く、悩んでました。歌い手としての最低限の歌唱法と喉のケアの方法を目下勉強中であります。喉の調子が悪いというか、ずっと風邪気味です。



ということで、とりあえずのライブ告知です。


10/17 (月) @新宿 Nine Spices
18:00 open / 18:30 start
Ticket : 1500yen (adv.)

10/31 (月) @下北沢 ERA
18:00 open / 18:30 start
Ticket : 1500yen (adv.)


なんだか感傷的になってきたので、寝ます。最近心がとても弱くて嫌になります。

2011年8月13日土曜日

成果の実感まで数百マイル

8/9(火)下北沢ERAに来ていただいたお客様、本当にありがとうございました。また、対バンで一緒になったバンドさん、お疲れ様でございました。特にDinnerさん!前回見たときより数倍かっこよくなっていたので、正直あせりました。またどっかで対バンしたいですねー。

ここ数カ月くらい目下ボーカルトレーニングに励んでいるわけですが、練習のときにはなんとなくできても、やっぱり本番では思うように声がだせない日々が続いており、ちょっと落ち込み気味です。相方いわく、腹筋をすることでうまくコントロールできるようになるらしいとのことだったので、腹筋ははじめてみたものの、やはり毎日声を出すことが大切なのではと思って、できるだけ毎日歌うようにしております。

毎日の積み重ねしかないんですね、こういうことは。

きっと9/1(木)@下北沢ERAでは、相当な進化が見せられる…と思いたいんです。

なのでみんな、遊びにおいでよ!冷やかしにおいでよ!


最近ちょっと元気なさげなので、ちょっと実家帰って富士山でも見て英気を養ってこようと思います。


えーじ

2011年7月26日火曜日

ああ、なるほど

なぜ長期間ブログを放置してしまったのかがわかった。
最後の投稿からしばらくして、僕はノートを購入したのだ。これに日々思った事を不定期につらつらと書き、感情吐露の場所として使っていたのだ。以前はここをよくその場所に使っていだが…

今までの投稿をざっと読み返してみると、あまりに個人的な内容が多い。ここはバンドのブログである事を念頭に、今後更新していきたい。

とはいえど、更新ネタがつきたら、また私的感情大爆発させちゃうんだろうけどね。


では。


えーじ

ご無沙汰

どうも、ご無沙汰してます。
いつものブログ、ミクシー、ツイッター等々リアルタイムの情報を提供できる素晴らしい場を全く活用しない私たちです。

兎にも角にも、まずはライブ告知だー!

8/2 (火) @新宿 Nine Spices
18:00 open / 18:30 start
Ticket : 1500yen (adv.)

8/9 (火) @下北沢 ERA
18:00 open / 18:30 start
Ticket : 1800yen (adv.)

以上、2本が決まっております。

前々回あたりのライブからいらっしゃってる方はお気づきかもしれませんが、
歌い手である僕に変化が生じました。
確かに日焼けのせいで念願の黒人ルックには近づいたのではありますが、
そこではありません。

歌い方をちょっと変えてみたのです。

優しい相方や周囲の方々からは僕の苦悩を察してか、ありがたいお褒めの言葉を頂く機会が多いように思います。

まあ百聞は一見にしかずです、その耳でお確かめあれ。
バックトラックもより無機質で不快ながらも別世界への誘いの香りを漂わせてきております。




ここからは、また別の話。


民主政権誕生からもうしばらく経つけど、ようやく岡田幹事長が、選挙時のマニフェストと実際の政権運営における差異を認めたとのことで、なんだか怒りよりも失笑をもらしてしまった同じ日、いつものように仕事の休憩中に散歩に出かけた。

最近つげ義春さんの作品にとことんはまっており、つげさん関連の本を見つけるとついつい買ってしまう。ちょうどその日も散歩中に自主企画機関誌や超マニアックな思想本などを多数扱う本屋に立ち寄った際、つげさんの作品を収録した文庫を購入し、缶コーヒー片手に御苑前にてページをめくっていた。新宿御苑が閉園し、人通りのすくない御苑周辺の路端で読むつげ作品は格別の味わいがある。その日買った本のなかでも一番気に入ったのは、「夜が摑む」という話で、最後数ページの寂寥感は、僕が音楽で表現したい様に非常に近いものが描かれている。「外のふくらみ」という話も気に入った。

すると、そこに腰掛けた時は気づかなかったのだが、そこにはもう一人、僕と同じように本を片手に座り込んだ人がいた。深く帽子をかぶり、分厚いハードカバーの本を一心不乱に読みふけっている。僕は普段読書をする他人にそれほど注意を払うことはないが、このときばかりは気になって仕方がなかった。なぜか。彼の隣には、青いシートにくるめられた大きな荷物があった。彼はスラックスに暗い色のシャツといったなりをしていたが、その様子は薄汚れていた。察するに、彼はホームレスだったのだ。

ホームレスが読書とは、あまり見慣れない光景ではあるが、大方どこかで拾って暇つぶしに目を通しているのだろう、と予想をつける。しかし彼は一体何を読んでいるのだろう、執筆ゴーストライター・出版芸能人のアイドル本か、ギャンブル攻略テクか、はたまたライトノベルか…にしてはかなり装丁が渋い気もするが…気になってこちらはつげどころではなくなってしまった。

缶を捨てるふりをして、彼に近づく。胸の動機が激しくなる。中腰のまま彼のそばを通り過ぎ、なんとかタイトルを覗き見た。

なんと……澁澤龍彦の「フローラ逍遥」であった…………

澁澤龍彦といえばフランス文学作品の翻訳や「高岳親王航海記」など幻想文学作品などが広く知られているが、僕はこの「フローラ逍遥」が大好きで、美しい挿絵とともに澁澤氏の軽やかだが澁澤氏っぽさを感じられる語り口調が好きでふとしたときに手にとって本を開くことがままある。

なんだか胸が熱くなるというか、無性に嬉しかった。自分は内気なのでしゃべりかけることはなかったが、自分がどんなに最悪の環境におかれても、読書は絶対に続けようと思った。きっと彼には、まるでThe Beatlesの「Fool On The Hill」のように、世界の様相がはっきりと見えている事だろうと思った。ショーペンハウアーは音楽を全ての芸術の到達点と唱えたようであるが、文学は人を選ぶけれども、音楽では絶対に味わえない魅力があるのだ。


それでは、会場でお会いしましょう。


えーじ

2010年12月2日木曜日

風、立ちぬ

もう12月です。お久しぶりです。

10月に行ったライブを最後に、blaudropsは表立った活動をしていません。
曲作りに励んでいます。音質向上のため機材買いあさってます。

今までの曲作りについて、二人の見解というか目標点はほぼ一致していたと思うんだけど、
ついこの間再確認して、より一層音楽に対する情熱がわき上がってきました。
その情熱が強ければ強いほど、音楽が用意した分厚い壁にぶち当たる訳です。
新しいこと。今まで誰も聞いた事ない音楽。いやったらしい音楽。
時代の流れを変えるような、革新的なものは早々簡単には生まれてこない。
ゴッホの言葉を借りるなら、「どうせ超えなければならない峠にさしあたった」のです。

ようやく生み出した、新しいもの。全身全霊、満身創痍で表現する衝動。
しかし、新しいことは誰かが「新しい」とい言った瞬間、もう古いものになってしまう。
そしてまた更に新しいものを求めて、苦しむ。

岡本太郎さんが今から50年以上ほど前に「今日の芸術」という本を出版なさいました。
半世紀前に芸術家がこれからの芸術家に向けた言葉に、僕の心が激しく揺さぶられました。

blaudropsは、芸術家であることを宣言します。
世の中に垂れ流される“心地よいモダニズム”にお別れを告げましょう。


えーじ

2010年9月23日木曜日

今は秋

大嫌いだった夏が終わった。
嫌いな理由なんてない。日本に四季があることは本当に麗しい限りだと思うが、どんなに夏の恩恵が他の季節に影響を与えようが、燦々と輝く太陽が草木を豊かに育もうが、嫌なものは嫌だ。

大好きな秋がやってきた。
四季の中で一番好きな季節だ。多様に美しく色づく木の葉、金木犀の懐かしげな香りを運ぶ涼風、シャツに袖を通す時の安心感、日に日に下がっていく気温を告げる天気予報…すべてが完璧な季節だと思う。

秋は、全ての負の要素も美しくさせるように思う。
冬、街に降り積もる雪に、ある種のイノセンスを感じそれを好む人がいるが、僕には理解できない。街の路端には、通行人に踏まれ汚れた雪が固まっている。あれが僕は嫌いだ。人が全ての汚れの元凶のような気がしてしまう。

秋の街はいい。通行人も、程よい寒さに体温を奪われないよう肌を隠す。冬のように、だるまが歩いているようなまぬけな格好ではない。

ところで、バンドは9/27(月)、下北沢ERAにてライブを行います。
様々な要因がありますが(経済的困窮とか経済的困窮とか経済的困窮とか)、ライブのペースが減ってしまっていることをお詫びしたいです。
しかし、当然ではありますが、回を重ねるごとそのクオリティは質を高めていることは言うまでもありません。

18:00オープン、18:30スタートです。チケットディスカウント可能です。
お時間ある方は是非いらしてください。

そしてその次は10/8(金)、新宿ナインスパイスでライブです。
ERAが都合悪くていけねーって人、新宿でもやりますぜ。しかもフライデーナイト、もりあがりましょうや。

秋について。
僕はすごく秋が好きです。


えーじ

2010年8月22日日曜日

Touch Me, Seiko

子供のころから、残暑という言葉の使い方に疑問を持ってきた。
立秋を過ぎても暑さが和らがない状態のことを言うらしいが、
毎年毎年9月半ばまでは暑い日が続くのであるから、ましてや確実に暑い8月いっぱいにも残暑という言葉を使うことを、子供ながらに不思議に思っていた。

ただ、日が落ち辺りが暗くなるころ、表をふらつくと涼風を感じる事が多くなったこのごろ。
夏が終わる。秋が忍び寄る。秋の到来とともに冬の匂いも微かに感じ取れる。

そうして季節は繰り返す。

そして僕は松田聖子の「Pineapple」を聞いている。
夏の始まりから夏の終わりまでを表現した素晴らしいアルバムだと思う。
まだ聞いた事のない人は、夏が終わる前にぜひ一度聴いてみては。

27日@新宿ナインスパイスの詳細でました
遅くなって申し訳ないです。↓

8/27(金)@Nine Spices Shinjuku
Nine Spices Presents
"in the future"
open : 18:00, start 18:30
Ticket : Adv.1500yen, Door.1800yen

blaudropsの出演時間は18:30、トップバッターやらせてもらいます。
来ていただけるかたにはちょっと早い時間かもしれませんが、
是非来てください。
日々パワーアップするバンドですので。

CDも売ろうかな。
前回のライブで「響きと怒り」のCDを忘れちゃったので…

では会場で会いましょう!


えーじ

2010年7月31日土曜日

Lots of Sorrows

下北沢屋根裏で行われたDanny Blanco presents " Ride On a Swing"、無事終了しました。
フジロックと引き換えに来ていただいた特異な方(超失礼)、どうもありがとうございました。
今日たまたまblaudropsの演奏を見てくださった方も、ご清聴ありがとうございました。

次回のライブは8/27(金)新宿Nine Spicesにて行われるブッキングイベント"in the future"に出演させていただきます。相当気合い入ってます。是非お見逃し無く!出演時間等はまた後日ブログ・ミクシー等を介してお知らせします。


嫌なニュースばかり目につく(僕はテレビを見ないので、ニュースは全てインターネットを介して読む)。見るたびに心臓の一部を抉りとられるような苦しみを味わう。

中でも幼児虐待のニュースは本当につらい。

この世に生を受けたからには生きる権利がある。しかし権利を主張しようにも、子供には泣くことしかできない。そこで親が子を守り、子に代わってその権利を主張するのだ。少なくともそれが親としての義務であると思う。

言う事を聞かないから折檻した。泣き止まないから浴槽に沈めた。子育てから逃げ出したくなり子供を放置した…

僕には子供はいないので子育ての経験などない。他人の子はかわいく見えるとも言う。しかし、どうしてだ?自分の腹を痛め、身を分け血を分け苦しみの末に産んだ大切な命なのだ。その子供の目を見つめるとき、溢れんばかりの涙を溜めた純朴な目を見つめるとき、自分の間違いに気づかないのだろうか?目の前の空間が割れんばかりの声で自分を呼ぶ声を聞くとき、振り上げたその手を下ろし、我が子を胸にきつく抱きしめ「ごめんね」と許しを乞うことはできないのであろうか?

僕のような青二才が一人前に養育論を論じるほどの知識や器がないことは周知の事実ではあるけれども、本当にこんなニュースを聞くのがつらい。まだまだ聞くだけで苦しくなるようなニュースはたくさんある。これらは今まさに僕の、あなたのすぐ目の前で起こっていることなのだ。問題なのは、それがどういうことなのか、具体性を持って考えてみることなのだ。人は何かにつけて「忙しい」という言葉を使う。結構、しかしその無関心さが、今度は自分が引き起こしてしまうかもしれないのだ。

未来は自分の子供たちがつくる。きっとよりよい社会を目指し、精進してくれることだろう。しかし、親の愛を知らずに育った子供が、信頼のおける大人から与えられた痛みを引きずってしまっている子供が、どうしてよりよい社会を築けるのだろう?

幼少時代両親にはよく怒られたしよく殴られたが、いつだって愛を感じ取れた。ここには、愛するが故とは言いがたい、現状がある。子供がそのまま親になってしまったのであろうか。

子供は音楽や絵のような芸術と似ているのだ。手はかかるが、惜しみない愛情を持って接すること、そうすれば伸びやかに育つ。

ここのところ雑記ばかりで申し訳ないですが、一人でこんなことを考えていると気が狂いそうだったので、ここを吐露する場所に使わせていただきました。まあblaudropsの曲って基本怒りや悲しみからでいた曲が多いし、少なからずつながっているってことで。

えーじ


2010年7月18日日曜日

Funk, Inc.

Funk,Inc.というバンドが大好きです。
インストバンドは基本的にあまり好んで聞かないけど、このバンドは名前の通りファンクをベースにジャズ、ソウルあたりのブラック要素を盛り込んで、かつ実験的であるっていうところがすごく魅力的です。ここ1年くらい黒人音楽にのめり込んで、もう抜け出せない予感がしています。


最近ちょっと忙しかったのと梅雨だったのとで全く公園に練習に行けてませんでした。今日は仕事が早あがりだったので、久しぶりにギターを担いで公園に練習にでかけた。連休中ということもあってか十代と思しき輩が徘徊している。花火を囲んで騒ぎ、駆け回る。花火を見て、もうじき本格的な夏がやってくることを思い出した。数日前に新宿御苑周辺を散歩していたときに、蝉の鳴き声を聞き、そのとき今年初めて夏を感じた。二つの要素が揃えば、予感はより堅実なものとなるらしい。厳密には二つだけではないのだけれど。

僕はいつも、一年を通して夏が一番苦手なのだけれど、今年はいつもほど夏の到来を拒む気持ちが弱いように思う。去年と比べても仕方ないので、3年くらい前の自分と今の自分を客観視してみる。サバイバル時代に生きているわけでもないが、生きていくことによりどん欲になっていると思う。生活の困窮はさほど問題ではないが、先行きの見えない人生に対する不安を払拭しようとする本能の仕業であろうか。実は不安など微塵も感じていない。それはそれで問題である。

最近ようやくiPodを購入した。やはり音楽は素晴らしいと思う。そして今自分の生きている時代は最高に恵まれていると思う。聞きたい音楽がすぐに聞ける。廃盤になったレコードが続々CD化される。いい音楽がこんなに世の中に存在する。いい音楽があれば、人生は素晴らしい。


※次回ライブ↓
7/30(金)@下北沢屋根裏

Danny Blanco Presents
"ride on a swing vol.3"
open 18:00, start 18:30
Ticket 1500yen(adv.), 1800yen(door)

blaudropsは1番手、18:30から出演させていただきます。


えーじ

2010年7月7日水曜日

blaudrops' community in mixi!!

こんばんわ。

いろいろな人の勧めもあり、恥ずかしながらmixiにてblaudropsのコミュニティを作成しました。様々な情報を発信していこうと思っておりますので、ご参加のほどよろしくお願いいたします。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5129048

たくさんの方のご参加お待ちしてますっていうか現時点僕一人でして、このままの状況が続くとせっかく作ったこのコミュニティ消失してしまいますので、入ってね。

あともう一点。
7/30(金)下北沢屋根裏にて行われるライブの詳細が決まりました。

Danny Blanco Presents
"ride on a swing vol.3"
open 18:00, start 18:30
Ticket 1500yen(adv.), 1800yen(door)

blaudropsは1番手、18:30から出演させていただきます。

今回はDanny Blancoさんという疾走感のある楽曲がかっこいいバンドさんの企画に参加させていただくことになりました。他にもたくさんかっこいいバンドがでるので、blaudropsも負けないように、他とは一風変わった攻め方で演奏して盛り上げ役をかってでようという意気込みです。お時間のあるかたは是非お越し下さい。

前回の大塚MEETSでお世話になった夕陽ケ丘さんが、サマソニ出演オーディションに参加中です。いいバンドさんですので、協力お願いします。俺らも来年やってみようかな。フェス嫌いですが…

http://emeets.jp/pc/artist/4113.html

2010年6月30日水曜日

Rainy Season Has Come

お久しぶりです。この「お久しぶり」という言葉から始めるのはもう恒例となりつつありますね。糾弾してくれて構いません、えーじです。

前回の更新から1ヶ月以上経ってしまいましたが、バンドはいろいろ動いてました。
他の頑張ってるバンドに比べればまだまだですが、この1ヶ月の間に3回ライブをやりまして、嬉しい事に一つ一つのライブが糧となり、バンドのレベルの向上を感じている、どこか抽象的な空気が漂う梅雨時の深夜4時です。

梅雨が好きな人はまず居ないと思うけど、雨が好きな人は割と多いのでは。
俺もそのうちの一人で、特に秋〜冬にかけての雨が好きなんです。この時期の雨も悪くないけど、雨が上がった後の空気がとても気に入らない。我慢ならない。
とはいうものの、無類の雨好きとしては雨の知識を身につけたいと思い、まず雨にはどんな種類があるのだろうと考えているところに、いい本を発見しました。小学館から出版されている「雨の名前」(高橋順子/文、佐藤秀明/写真)という本で、夕立や通り雨などの日常に使われるものや、過去に歌人が詠んだ雨の名前、方言としての雨の名前などが、季節ごとに分類されて紹介されている本です。まだ全部隅々まで読めていないけど、歌人たちは一様に雨というものに物憂いものを感じ、それがもつ表情を読みとって歌にしていたのだなあということがなんとなく、僕が今雨に対して感じているものと通じるものがあったりして、ちょっと嬉しかったり。

思えば、blaudropsというバンド名も雨と深く関係している名前だった。きーちと二人でバンド名を考えていたとき、「じゃあお互いバンド名に使いたい単語を考えてこよう」ということで持ち合わせたものが、俺が雨雫を表すRaindrops、きーちが青を表すblauだった。このとき、俺だけかもしれないけど、きーちが想い描くバンドの理想形は俺のそれと近いのだろうと思った。

雨に関係している割にはblaudropsがライブをやる日はほとんどが快晴、雨に降られることは本当に稀なんです。

バンドを初めて、大きな機材を運んで道を歩きながら、空の様子を伺うことが多くなった。雨好きとは言え、この大荷物を抱えた状態で雨に降られるのはご勘弁願いたい。天をも味方に付けてしまう、blaudropsの次回のライブは7/30(金)、下北沢は屋根裏にて行われます。

前回のライブから、「響きと怒り」のシングルをライブ会場にて販売しております。無料配布は今後行わないつもりです。ごめんなさい。それだけ手塩にかけて懸命に育てた作品になってます。まだまだ未熟ではありますが…同タイトル曲はmyspaceでも試聴できるようにしてましたが、かなりアレンジを加えておりますので、是非ご購入して頂き、雨の降る世界に目を遣りながら聞き入っていただきたいものです。別に雨の曲じゃないけど。

では、また。


えーじ

2010年5月9日日曜日

本当に本当にお久しぶり

お久しぶりです。
更新さぼってて申し訳ないです。
三日坊主癖は今に始まったことでもなく僕をよく知る人からすれば「それみたことか」といったところでしょうか。しかし、何度でもよみがえりますよ。今日からまたちゃんと更新します。

前回の投稿では1/25のNine Spicesでのライブの感想について書いて終わってたんですね。
あれからも何回かライブをやりましたが、前回のライブ(4/26Nine Spicesにて)において、バンドサウンドにある変化がおこりました。それは…

僕がギターが上手くなりました。ええ本当です。

今まで一度として教本などを買ってその通りに練習したことのなかった僕が、ついに教本に手を出し練習に励んだのです。ていっても1日30分程度だけど。しかし継続は力なりかな、きーちからもNine Spicesのスタッフの方からも演奏に安定感がでたとのお褒めの言葉をいただきました。

たしか3月くらいにClub Linerでライブをやったときだったと思うけど、一緒に対バンしたバンドのギタリストさんがめっちゃくちゃギターが上手くて、また僕と一緒のテレキャスアメデラを使ってて。ああこのギターはこういう上手い人が弾くとバシッと決まるな、それに比べて俺の演奏はひどいじゃないか…。ということで練習することにしたわけです。

この話をいろいろな人に言うと、「あまり技術ばかりに捕われてしまうと、オリジナリティーが欠乏してしまう」との忠告を頂くことが多いです。その通りだと思います。確かによくこんなんで飯食っていけるなレベルのド下手なアーティストもいるけど、大抵の俺の好きなアーティストはみんな技術があると思う。ケルン・コンサートの神々しさや、パリ・コンサートの張りつめた緊張感は、単純にキース・ジャレットの芸術性だけから生まれるわけではなく、それを表現する技術力があってこそ、はじめて聞き惚れるような素晴らしい音が生まれるんだと思う。

技術は練習すればすぐに習得できるけど、素晴らしいオリジナリティーはそうは簡単にはいかない。やはり日々の経験がそれを決定づけているのだと思う。元々好奇心が強い性格のせいもあってか、多趣味なのでその辺はあんまり心配していないけど笑 とにかく、これからは練習にも力を入れていこうと思う訳ですよ。

話は変わって、先日blaudropsのラッキーキングことSカメラマンにバンドの写真を撮っていただきました。そのお話を頂いた時は、まあ小さいスタジオでパパッと撮る感じなんだろうなと思っていたのですが、実際指定されたスタジオに行ってみると、ちゃんとしたスタジオで、何やら傘みたいな形の照明?がいくつもあったり、でっかい白い板があったりと、かなり本格的でした。うちら以外にも他にS氏お気に入りのバンドを何組か撮ったらしいのですが、うちのバンドにも声をかけてくださってありがたいような申し訳ないような…貴重な経験でした。もしかしたら、そのうちウェブサイトかマイスペースにその写真をアップしちゃうかも…

そんな感じで、ライブスケジュールです。結構忙しいですよー!

6/3(木) 下北沢ERA
Open/Start 18:00/18:30 Ticket 1400yen

6/13(日) 大塚MEETS
夕陽ケ丘×MEETS 2人バンド特集
Open/Start 18:00/18:30 Ticket 1500yen

6/28(月) 新宿Nine Spices
Open/Start 18:00/18:30 Ticket 1500yen

7/30(金) 下北沢屋根裏
Open/Start 18:00/18:30 Ticket 1500yen

8/27(金) 新宿Nine Spices
Open/Start 18:00/18:30 Ticket 1500yen

出演順などこちらのブログでアップしていきますのでチェックしてください。
とりあえず、6/3ERAであいませう!

えーじ

2010年1月26日火曜日

明けました!

PC不調により、ながい間放置してしまいました。
皆様開けましておめでとうございました。今年も皆様の叱咤激励を頂きたくお願い申し上げます。

さて、blaudropsはすでに今年始まって2回目のライブを昨日終えました。
まず1/8(金)に高円寺Club Linerにて。以前対バンさせていただいたLucy's Pain Soundtrackさんとまたやらせて頂いたのですが、うちらのことを覚えていてくださって気さくに話しかけてくれ、リラックスしてライブを始める事ができました。結果!blaudropsとしては今まででのベストライブと言えるパフォーマンスができたのではないかと思います。とは言っても、もちろんまだまだミスも多いし、改善すべき点はたくさんあるのだけれど。前回Club Linerで出演させていただいた時は、バンドとして最低のライブを記録してしまった(きーち大激怒事件)のですが、今回はベストライブを記録。こりゃあClub Liner何かあるな…
その他にもDRI:MOONさんというガッツの入った素敵なバンドのボーカルさんと今のインディーズシーンの不満をぶちまけあって共鳴したり、楽しい一日になりました。

そして昨日、1/25(月)には新宿のNine Spicesにて。
こちらのライブハウスで出演させていただくのはもう3回目で、この環境にも慣れ始めた感じです。きーち的にはいいライブができたとのことですが、僕は初歩的なミスが目立ち、あまり完成度の高いものではなかったなというのが率直な感想です。
ただ、blaudropsのラッキーキングであるSさんが駆けつけてくださったお陰で、演奏中はとても気分よくはっちゃけられることができました。いつも本当にありがとうございます。

昨日、そのSさんからとってもいいアドバイスを頂きました。
今後のバンドの活動指針に大きな影響を与えてくれたSさんは、やっぱりblaudropsのラッキーキングです。

次回のライブは、2/15(月)下北沢ERAにて。
日々進化するblaudropsを是非見に来てください


えーじ

2009年12月22日火曜日

本日のライブ。

来てくれた方々、ありがとうございました。
見てくれた方々、ありがとうございました。
来れなかった方々、またの機会にお願いします。

っていうか今このブログ書いてたらなんとドアホンが鳴ったじゃありませんか。
こんな時間に誰だ、と。近所に住む体を鍛えるのが好きなマラソン馬鹿がついでにうちにきたのかと。はたまたこの世に存在しないはずの何か…
恐る恐る覗き穴(正式名称はドアスコープ)を覗いてみると、交番で親切に道を教えてくれたりするあの紺の制服を方が二人。そう警察官。
こんな時間に俺んちになんのようだと。押尾学の携帯に俺の番号でも入ってたのかと。はたまた市橋の逃亡計画ノートに俺んちの住所でも載ってたかと。

騒音だってさ。
しかも110番されたらしい。騒音でも110番対応してくれんのか。
確かに音楽は聴いてたけど、正直いつもと同じくらいの音量(まあうちのように夜になると完全な静寂が訪れる閑静な住宅街にはちょっとまずいかもしれんが)でジャクソン・ブラウン聞いてたんだけど、まあ誰かの気に障ったらしい。
確かに2回くらい隣?上?から「ドスン!」と聞こえた気がするけど、のんきな俺は激しいxxxでもしてんのかと思って放っておいたわけですよ。そしたらこれだ。警察よばれてやんの俺。

まあ素直に反省しましょう、すみませんでした隣人さん。
警察官も大変ですな、こんな住民のくだらんことにもこのくそ寒い中わざわざ注意しにいくとは。仕事増やしてすみません。

ってなわけで今超気を使いながら小さい音でかまやつひろしを聞いています。
来月ブルーノートでブルースザブッチャーとセッションするらしい。行きたいとても。

今日のライブの感想を書こうと思った訳ですが、もういいです。
反省する部分もあったりしましたが、楽しかった。
楽しかった、これって一番大事だと思います。
楽しめなくなったが最後、資本主義の荒波にのまれた惨めな先鋭ロボみたいになっちゃいますぜ。
人が何を求めてるかよりも、自分が何を求めてるのかが大事な訳で。
結局誰かに従って誰かを気にして作り上げた何かには特別な価値は見出せないんです俺は。
音楽、特にロックやるんなら、周りなんて気にするなと。
誰かが成功した道を歩んだって、二番煎じじゃないか。
フォロワーとかくそくらえだ。リーダーにならなきゃやってる意味ないぜ。


とは、誰の言葉かな?


次回は1/8(金)Club Liner!会場でお会いしましょう。

えーじ

2009年12月12日土曜日

謝りますごめんなさい。

前回のブログで、次回のライブは12/3(木)新高円寺のClub Linerですと宣伝させていただきましたが、色々諸事情がありますが、結果的には真っ赤な嘘となってしまったわけです。申し訳ありませんでした。

簡単に言うと、ライブハウスのブッカーの方との話が最終的にまとまってなかったので、出演キャンセルと言った形になってしまいました。

がしかしですよ。
もう4本もライブが決まってます。
バンド始まって以来、2ヶ月先まで予定が見えてることなんて滅多になかっただけに、
何となくテンションがあがるというか、ガソリン注入されたというか。
時間がある方、是非見に来てください。
では下記現在決まっているライブ日程です。

2009/12/21(月)
新宿 Nine Spice
18:00 open/18:30 start
チケット:¥1500→¥1000
※2バンド目、19:00頃出演します。

2010/1/8(金)
高円寺 Club Liner
18:00 open/18:30 start
チケット:¥2000→¥1000

2010/1/25(月)
新宿 Nine Spice
18:00 open/18:30 start
チケット:¥1500→¥1000

2010/2/15(月)
下北沢 ERA
新宿 Nine Spice
18:00 open/18:30 start
チケット:¥1400→¥1000

現在バンドは、楽器のサウンド向上を目指して自作ケーブルを黙々と制作しています。
最初は恐る恐る入った秋葉原のラジオセンターですが、お目当ての店を見つけて入ってみると、既製品だと高くて買えないケーブルが格安で切り売りされているのを見て、妙に興奮しました。その後気持ちも大きくなって秋葉原に点在するケーブルショップをいくつか徘徊、いろいろ購入しました。
一度行って店を覚えちゃえばもうこっちのもんです、俺今日も行ってきました。掘り出しもんを購入して、さあこれからケーブル作るぞ、その前にブログでも更新するか、っていう感じの今日の投稿。
きーちも悪戦苦闘しながら、ケーブル作ってるみたいです。多分俺よりもやつのほうが今後どっぷりはまりそうだけど。

立派なアキバ系バンドになれそうで、とても楽しみです。では。


えーじ

2009年11月7日土曜日

ここ最近のライブについて

前回11/3(火)のClub Linerでのライブ、その前の前の池袋Manholeでのライブ…この2回のライブは俺は客観的にバンドとして最低ランクのものだったように思う。

主な原因は練習不足。
完璧なライブが披露できないのにステージにあがるってつらい。
ステージに上がる前からテンションもあがらない。

特に前回のクラブライナーでは俺がひどかった。
俺らを聞きに足を運んでくれた人はいなかったけど、俺のギターはやばかったと思う。
あの場にいた人もにも一緒にステージにたってるきーちにも申し訳なかったです。

次回は12/3(木)Club Linerだけど、ここではまじでびしっときめてみせます。
誰にも文句言わせないような完璧な演奏ができたらいいなと思います。
もちろん歌もばっちり歌うけどね。

では、現段階で決まってるライブの日程を告知します。


2009/12/3(木)
高円寺 Club Liner
18:00 open / 18:30 start
チケット: ¥2000→¥1000

2009/12/21(月)
新宿 Nine Spice
18:00 open / 18:30 start
チケット:¥1500→¥1000

2010/1/25(月)
新宿 Nine Spice
18:00 open / 18:30 start
チケット:¥1500→¥1000

※入り口で「blaudrops見に来た」と言えば上記の割引料金で入れます。


Club Linerでライブをやった後、CDが欲しいと言ってきてくれた人がいました。
若干落ち込んでたのですごく嬉しかったです。
ただ!あげたCDに曲名を書くのを忘れてました…
このブログを見てくれるかわからんけど、申し訳程度にここに記します。

1.青い目の彫像
2.響きと怒り
3.Without You

さあ練習練習!
前回よりもさらにいいライブになるので、是非みなさん見に来てください。


えーじ