秋が来ると、不思議と安堵を感じる。それは、移り行く自然の色付けの美しい変化からか、灼熱の太陽に照りつけられた夏という季節への嫌悪からか、またそれに浮かれた人々への軽蔑からか…とにかく、この季節は一番、抒情的で何を見ても何かを感じ取れる。
夏には、決して1年を振り返ることはない。1年の半分以上を過ぎたというのに、大抵の人は、夏こそ1年のうちで一番楽しむべき季節なのだと思っている。そして、9月、10月と時間が経ち、空気が澄み、上着を羽織るころには人々は時間の経過の早さに焦燥し、何となく1年を振り返る。
僕は、夏が嫌いだ。今年はいけると思ったが、少しは好きになれると思ったが、やっぱりだめだった。毎日毎日夏が過ぎ去り、秋の涼風に吹かれ燃えるように色めく木の葉の中を闊歩する自分を想像しながら過ごしていた。
ようやく、秋が来た。待ち望んだ秋だ。
しかし、他の季節に比べて、秋はとても短い。実際秋を五感全てで感じ取れる期間など2週間もないのではないだろうか。その儚さは、春のそれと少し、似ている。
そんなわけで、僕は日々元気に過ごしている。
そんなわけで、次回11月21日(月)が年内最後のライブとなった。以下、詳細。
11/21 (月) @下北沢 ERA
18:00 open / 18:30 start
Ticket : 1800yen (adv.)
The Golden Murphy’s /
blaudrops /
SHELTER /
やまみ (after the greenroom) /
imi/pop
その次のライブは、1/25(水)を予定しています。新曲発表会になるので、是非、是非、是非来て頂けたら、と思う。
それにしても寒い。だが、嫌いじゃない。もっと寒くなれ。
0 件のコメント:
コメントを投稿